日本三美人湯は恐らくはそのままの意味で美肌になる温泉なのだろう。肌荒れに効果があるとＰＲしているところもある。
ちなみになぜ推測調で記載するかと言えば、ただ誰がいつ選定したものなのかは定かではないことから、定義そのものが非常に曖昧と言えるからだ。三温泉の成分もそれぞれ類似しているわけではなく、はっきりしたことは不明としかいえまい。
ただ歴史が浅いかというと、そうではなく、大正時代の鉄道省「温泉案内」には既にこの三温泉は、美白の湯として知られていた。（この時点でも根拠は不明だが、古くからの伝聞なのだろうか？）
つまりトップ３かどうかは定かではないが、美人、美肌になるというのははっきりしているとも言えるだろう。


三美人湯は次の通りだ。
龍神温泉（和歌山県田辺市）
湯の川温泉（島根県簸川郡斐川町）
川中温泉（群馬県東吾妻町）


中でも龍神温泉は江戸時代に紀州徳川家により愛用された明確な歴史を持つほか、名湯百選や環境省の国民保養温泉地の指定も受けているため有名な温泉となっている。